2019年06月15日

抽象絵画のこと U

こやまわくわく洋画教室の Adviser &  Painterのreikoです。

地球温暖化の影響でしょうか? 激しい風や雨の
ニュースが頻繁に感じられますね。

ところで 
アトリエを訪ねてくださった方々が
『抽象を描きたいけれど、
どのように描いたら••• ?』と
お話されることが多いように感じます。
抽象絵画は
とりあえず、海外の20世紀の美術作家の
作品変遷をみるのが解りやすいかもしれません。

色や形を 目に見える世界の再現のためではなく、
抽象的な世界を追求するようになるのは
第一次世界大戦の直前といわれ、
ウォルター•ペイター(イギリスの批評家)の
『あらゆる芸術はつねに音楽の状態に憧れる』
という言葉は有名ですね。

そして《オルフィスム》をもっともよく実現したとされる
ドローネは
クレーが《クレーの作品は単なる色彩構成ではなく、
哲学であり、風であり•••。といわれ、人気がありますが。》、
ドローネの作品を
『それ自身で充足した絵画を創造することにより、
単純なやり方でキュビズムの疑問を解決した』と記録しています。

しかし、色や形を造形的に利用した
抽象的なパターンの繰り返しによる装飾は古代よりあり、
それらはとても魅力的で興味深いですね。

ところで抽象絵画の制作は、
興味のあるものを見て 感じて、
形•色•テクスチャーなど面白いと思うものを見つけ出し、
なぜそう感じるかを分析、
そして形や色を如何に扱うかを考えてドローイングから
エスキースへと表現につなげていきます。
(言葉は難しいですね(>_<))
とりあえず、見て、感じて•••••。

私は、 抽象は具体的な対象を描くのではなく、
目には見えない精神的なものを画面に描き出すので
時代的なもの、個人の感性や考え方が
作用するものと考えています。


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《宙 ( 時の中で )  混合技法 P10  小山 玲子》




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posted by れいこア‐トル‐ム at 00:02| Comment(0) | 日記