2018年11月21日

晩 秋

こやまわくわく洋画教室のPainter & Adviser のReikoです。

戸外での制作は楽しいですね♬
ところで 戸外で作品を仕上げるのではなく、
室内での制作の参考となるようにスケッチをするなら、
より詳細な構想はあとでたててもよいように思いますが、
思いつくまま簡単なスケッチばかりしていても、
後で役立つとは限りません。
あとで描こうとする作品全体の仕上げや構成を
しっかりと考えながらスケッチしなければ、室内制作の時、
残念ながら 情報が不足となることでしょう。

星2作家の小林哲夫さんの随想も
  風景を描くときのご参考になることと思いますが
今回は小林哲夫さんから〖 晩 秋 〗をお届けします星2

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《初冬の内ノ倉ダム  油彩 小林 哲夫》

『12月初旬 ダムの奥にある湖畔公園へ行ってみた。
この年は雨が少なく水位が下がって、湖底に沈んだ家、
木立が見える程干しあがった異常な湖風景だった。
湖底に沈んでいるはずの低地は窪みに水を溜め
沼となり、川となり立木が姿を現し、見たこともない
風景に変貌していた。
空は低く垂れ込めた黒い雪雲が
流れを早くして次々と山々を覆って流れていく。
寒々と 荒涼とした山奥の雪の前の景色である。』
                 (新発田市赤谷 • 文  小林 哲夫)


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《晩秋の安曇野  油彩  小林 哲夫》

〖『絵は色彩、構図、筆圧の強弱、画面の大小、描写力 等々でしか
自分の思いを相手に伝えるしかない制限された伝達方法である。』
そんなことを思いながら、
実景とはかなり違う色彩で「晩秋」の情景を表現してみた。〗
         (穂高町 冨田? •  文  小林 哲夫)




posted by れいこア‐トル‐ム at 00:00| Comment(0) | 日記

2018年11月10日

アクリル絵の具のメディウムのこと T

こやまわくわく洋画教室のPainter & Adviser のReiko です。
木々の紅葉の色もだんだん濃くなり、秋も深まってきましたね。

今回は制作にあたり必要な知識と思いますのでアクリル絵の具の
メディウムのことを少しお話させていただきます。
メディウムとは、
絵の具に不足している特殊な役割を受け持つものですが、
今回は下地用のメディウムの使い方をご紹介します。
*ジェッソ
      ジェッソとは 炭酸カルシウム等の体質顔料を主成分に、
      チタニウムホワイトを加えて
      エマルジョンで練り込んだ地塗り剤で、
      絵の具の発色をよくし、定着をよくするために使用します
*モデリングペースト 
        モデリングペーストとは
         大理石の粉末や炭酸カルシウムの天然土を
        アクリルエマルジョンで練って、白色のパテ状にしたもの。
        主に下地の盛りあげに使用しますが、あまり一度に厚く塗ると
        ヒビわれる恐れがあります。
     
         厚く盛りあげたい表現の下地に使用するものなので
         基底材はしっかりしたパネルを用いた方がよいですが、
         キャンバスに使用する場合は、ジェルメディウムを混ぜて
         柔軟にした方が剥げ落ちる心配がありません。
       
        このモデリングペーストは
         テクスチャー作りに効果を発揮します。
          ナイフやへらで盛り上げたタッチをだしたり、
         やわらかいモデリングペーストを
         パレットナイフを使って塗って 荒いテクスチャーをつくり、
         櫛の歯やフォークなどで
         真っすぐな あるいは波形の線をつけることが出来ます。
         またぼろ布や硬い筆を押し当てたり、何かで型押ししたり、
         また、ペーストが乾かないうちに 実際の物を
         付着させることも出来ます。
         そして その上に絵の具を塗るのですが、
         モデリングペーストに 絵の具を混ぜれば
         もちろん有色の下地も出来ます。
         そのほか  額縁のレリーフにも使用出来ます。

 ☆テクスチャーは単なる物の再現ではなく、
       装飾性をもたせたり、半抽象的な手段など
       創造性をもって使用すると楽しいですね☆

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《フェニキアからバベル••• コトバ が通じない ••• 
        F40 小山玲子》




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